多田 将行
Masayuki Tada
鑑定第二部 次長 / 入社6年目
「当社は鑑定評価の取扱件数が日本トップクラスを誇るため、多種多様な不動産や、様々な背景を持つ案件に携われることが大きな魅力です。自身の判断一つひとつに確固たる根拠を持って向き合える、鑑定士として最高に面白い環境が整っています。」
なぜ不動産鑑定士の資格を目指そうと思ったのですか?
学生時代に「不動産鑑定士」という資格の存在を知り、直感的に興味を持ったのが最初のきっかけです。その後、本格的に自身の将来を見据えた際、ビジネスの現場で生涯にわたり強い武器となる専門資格を手にしたいと考え、本格的に取得を目指しました。
数ある鑑定会社の中で、当社で鑑定士を目指そうと考えた理由を教えてください。
私は他社で不動産鑑定士としてのキャリアをスタートさせましたが、鑑定士としてさらにステップアップしたいと考えた際、圧倒的な案件実績を持つ当社の存在が真っ先に浮かびました。
ここなら、前職以上に多種多様な不動産や難易度の高い案件に触れ、鑑定士としての視野やスキルをより大きく広げられると確信し、入社を決意しました。
資格取得前と後で、仕事の内容や責任はどう変わりましたか?
鑑定評価の現場では、常に高度な判断が求められます。資格取得後は、自らが行った一つひとつの判断に対して「お客様へロジカルに説明がつくか」「根拠となる資料やデータは万全か」という点を、プロの責任としてより深く、徹底的に突き詰めて考えるようになりました。
仕事と両立しながら、どのように勉強時間を確保していましたか?
私は以前の試験制度の時代に取得したのですが、当時は働きながらの受験だったため、徹底したタイムマネジメントを意識していました。
平日は仕事を18時頃にはきっちりと終え、そこから22時頃まで予備校の自習室に籠もって勉強に集中しました。休日も自習室へ通い、ほぼ一日中机に向かう日々でしたね。また、通勤などの移動時間も無駄にせず、電車内では必ず鑑定評価基準やテキストを開いて目を通すことを習慣化していました。
資格取得に向けて、会社からどのようなサポートがありましたか?
私は他社で資格を取得した後に当社へ中途入社したのですが、三友システムアプレイザルの環境を見て、勉強や資格取得に対するサポートの手厚さには本当に驚きました。
社内勉強会である「三友アカデミー」の質の高さや、有資格者の先輩方が職種の垣根を超えて惜しみなく知識を共有してくれる風土は、これから鑑定士を目指す人にとってこれ以上ないほど恵まれたサポート環境だと日々実感しています。
鑑定士試験の中で、最も大変だったことは何ですか?
やはり、実務が繁忙期を迎えた際など、思うようにまとまった勉強時間が確保できない環境下でのタイムマネジメントが最も大変でした。だからこそ、日々の移動時間や、ちょっとした数分・数十分の隙間時間を徹底的に活用し、細切れでも勉強を継続できるよう常に強い意識を持って心掛けていました。
仕事と勉強の両立で、モチベーションはどのように保っていましたか?
「何としてでも一発で合格するんだ」「プロの鑑定士になって活躍するんだ」という強い意思を、心の中で常に絶やさず持ち続けることです。明確な目標像を常に意識することが、日々のモチベーションを維持する最大の原動力となっていました。

実務経験が試験勉強に役立ったと感じた場面はありましたか?
日々の実務で行う役所調査(都市計画法や建築基準法に関する詳細な調査)は、試験科目の「行政法規」の理解をダイレクトに深めてくれました。また、企業の損益計算書を読み解く実務経験は、「会計学」の勉強を進める上で非常に大きなアドバンテージとなりました。実務を通じて得られるリアルな知見こそが、試験勉強における何よりの強力な支援(バックアップ)になったと感じています。
鑑定士資格を取得して、あらためて感じる仕事のやりがいは何ですか?
お客様から「多田さんが作ってくれたあの評価書のおかげで、本当に助かりましたよ」といった感謝の言葉を直接いただいた瞬間は、素直にこの上ない喜びを感じます。また、私たちが手がける評価書が、大企業の売買価格の最終決定や減損額の測定など、経営における「極めて重要な意思決定」の羅針盤として活用される点に、専門職としての非常に大きな社会的責任とやりがいを実感しています。
鑑定士になったことで、不動産の見方や考え方はどう変わりましたか?
対象となる不動産そのものを見るだけでなく、「この不動産に対する真の需要者はどのような属性の人々なのか」「その人々はどのようなプロセスで価格を判断するのか」という、市場のプレイヤーの心理や動向までを常に深くイメージするようになりました。
これから不動産鑑定士を目指す方へ、アドバイスをお願いします
働きながらの受験は、どうしても勉強時間の確保という壁にぶつかるかと思います。しかし、この試験は決して満点を取る必要はありません。まずは「広く浅く」を意識して全体を何度も繰り返し、徐々に理解を深めていくアプローチも非常に有効です。
特に「不動産鑑定評価基準」の勉強には、最大の比重を置くことを強くお勧めします。試験における配点比率が高いことはもちろんですが、実を言うと、資格を取得してプロとなった今でも私は頻繁に読み返しているほど、すべての基礎となるものだからです。皆さんの挑戦を心から応援しています。
