事例紹介

隠れている環境リスクの把握

案件概要

クライアント・部門 一般事業会社、コンサルタント会社
サービスメニュー 土壌汚染調査
業務内容

製造業のM&Aにおいて、買い手側のコンサルタントからの打診により、デューデリジェンスの一環として、事業所の不動産鑑定評価および、環境リスク調査(土壌汚染、アスベスト、PCB)のご依頼をいただいた。

調査対象は機械部品製造を長年操業している300坪程の中小工場。近年は周辺の宅地開発が進んでおり、土地利用方法について宅地需要とのミスマッチが生じていました。

検討すべき調査項目が多岐にわたる中、依頼者やコンサルタントと時間をかけて調整をおこない、依頼者の意向、納期、予算にあわせた最適な調査プランを提案し、当社指揮の下、環境調査会社2社の協力による土壌汚染とアスベストの調査(資料確認、現地確認、試料採取)をスムーズに実施した。

調査の結果、当初全く想定されていなかった土壌汚染が発覚したため、改めてリスク評価を実施し、効果的な対策工事のご提案まで行った。

担当者後記

M&Aにおいて、不動産等の資産価値と並んで土壌汚染等の環境リスクは、事業価値や事業戦略に大きなインパクトを及ぼします。本件では、調査方法、調査項目の提案から関連法令の説明、協力会社の選定まで、ご依頼者と丁寧に擦り合わせをおこない、納期・予算に合わせた的確な提案をすることができました。

ご依頼者からは、想定されていなかった環境リスクを発見できたことにより、リスク評価の見直しと、対策工事の提案を武器に、M&Aの交渉を有利に進められただけでなく、M&A後の事業戦略にもおおいに役立ったと感謝の言葉をいただきました。

案件担当部門

営業開発部

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