事例紹介

短納期でも建築設備の不備は見逃しません

案件概要

クライアント・部門 不動産業者、建物取得者
サービスメニュー エンジニアリングレポート
(既存建物の劣化状況・遵法性・修繕計画等について建築精通者が調査を行うもの)
業務内容

収益物件(RC造・延500㎡程度の共同住宅)の購入判断を目的としたご依頼。売買契約前の2週間程度の短期間で、調査・報告(第一報)まで対応することが求められた。

調査の結果、法令で定める避難通路が確保出来ていない点や、避難設備に不具合がある点等が判明。顧客側では、これらの調査結果を踏まえ、売買契約の条件等を再度調整していくこととなった。

担当者後記

本件は、完了検査が実施されておらず、建築確認時の計画内容と現況に齟齬が生じていることが当初より懸念されていました。

調査を進めると、条例で求められる避難通路が建築計画時とは異なる形態で専有部分に設けられており、通路が確保されていないことが判明しました。

避難施設等、人命に係る箇所の不具合は事故が起きた際に大きな責任が問われる問題です。契約前の限られた時間内で事前調査から現地確認までを行い、これらの問題点を整理・指摘出来た点について、お客様から評価して頂けたことを大変嬉しく感じています。

案件担当部門

営業開発部

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